上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


《頸椎椎間板ヘルニアや筋筋膜性疼痛症候群と診断されたり、後骨間神経麻痺(橈骨神経麻痺)という疾患に苦しめられるあれこれを書いてます。左脇のカテゴリー「右腕の激痛と神経麻痺」をクリックすると古いもの順に出てきます》

前の部分で書いてたように、私は穏やかさを、人間らしさを取り戻しつつあり、完全に安心しきってた。

が、腕痛開始から55日目、また平和が打ち破られた。

とつぜん腕と肩のジョイント部分である関節がほんのちょっと動いただけでギャーっとなった。
これは四十肩の典型的な「不意な動きをした時に起きる間接の痛み」である。
肩がぶつかったり、押されたり、お菓子の袋をパッと開ける、などの急激な動きが間接に衝撃的な痛みをもたらす。「ううっ」っと息が止まるくらいの急激な痛み。腕痛やる前まではおなじみだった痛み。でも瞬間的な痛みであり、ちょっと我慢してればすぐ過ぎ去る痛み。
腕痛が始まって以来、ずっとナリを潜めていた。場所として、その肩関節の部位は、今回の件の3大痛みのレギュラーの地位は保っていた。でも、動いて痛いとか、そんなことはいっさいなく、ジーーーーっと骨が冷えたような痛みだった。でも前腕とか二の腕内側のバカみたいな痛みに比べると、いないも同然の痛み。
だから四十肩の急性期は完全に終わったと思っていた。

ここにきて、なぜぶりかえす? でもとりあえず急な動きはしないように気をつけてればいいや、と当然病院は行かない。薬の件以外はもう行かないと決めたし。

ところが夜になるにつれ、どんどんちょっとした動きに反応しだす。
まずパソコンはだめ。前の四十肩の急性期では、ぜんぜんできた。キーボードを静かに打つような動きで肩間接に響くわけがなかった。なのにどうして?
さらに歩く振動ごときでもくる。10分ごとに「イテッ」っとなってたのが、5分おき、1分おきになってくる。体を動かさないように漫然と座っていても、ちょっと大きく息を吸ってグキッ。だんだん気が狂いそうになってくる。

家の者が「ヤバいんじゃないの。病院行ったら?」と言い出すも「ヤダよ、深夜料金になるじゃん」などとしゃべっただけでグキッ、イテー。何もできない! 

で、息もひそめて1ミリも動かないと全く痛みは来ない。アクションによって起こる痛みだから当然トラムセットも効かない。でも病院に行っても、どうせ理由もわからず、とりあえず、点滴打っておけばいいや、って適当な診療されて帰されるのがオチ。昼間だってダメなんだからさらに深夜なんてロクな治療してくれない(偏見)。そこまで行くのにタクシー乗って、ちょっとした振動でギャーギャー叫ぶリスク背負って、高い時間外料金払ってそんな治療受けたって仕方ない、と思う。

でも突然ステロイドの劇的な作用を思い出し、そうだ、これこそ、ステロイドがぴったりだ。関節にキュー―っと入れてもらえば、こんな痛み、きっとソッコーで消える、1回目の四十肩でのステロイド注射のように!!
と思って、整形外科の緊急外来をネットで探すと、家から徒歩5分の町病院が受け付けているのでそこに電話。万が一、当直医とかで、何もできずに、点滴だけやられて帰されるんじゃあ、割に合わない。ちゃんとステロイド打ってもらえるか、聞かなくては。

でも「肩関節が少しでも動くと、イテーッ、すごい激痛で、イテーッ」って、しゃべってるくらいの振動でも、もう痛すぎて説明もできやしない。っていうかフザケてる人みたいだよ。
「とにかくステロイド、イテーッ、打ってもらえますか、イテーッ」と言うと、
看護師の方は「先生に聞いてみますが、もっと詳しく話してもらえないと」って、まぁ当たり前の事を言うのだが、もう私にしてみれば、しゃべると心臓が止りそうな激痛なのでもう無理なのだ。でもイテーイテー言いながら、なんとかある程度説明し出したが、もう本当に痛くて痛くて無理だ、なんで、わかってくれないのだ、こんなにフザケてる人みたいにイテーイテー言ってるのにーーーっ、とだんだんアドレナリン出てきて怒りまで噴出し「とにかく死ぬほど痛-んだよ! なんで、わかんないんだ。ウオーン」って狂ったように雄叫び上げて泣いた。そんなことするとさらに痛いのに、もう止まらない。スサノオとかヘラクレスのような大男が泣くような大音声でウォンウォン受話器放り投げて泣く。45歳にしてまだこれ。アパートの人も全員起きてきちゃったよ。このとき深夜というか朝方4時。大迷惑。
とりあえず看護師さんが「いったん切って、先生に聞いてみる」というので掛け直すことにするが、もう説明も無理だし、ソファーに座って、とにかく1ミリも動かないようにタオルや洋服などを膨大にあいだに詰め、じっとじっとしていた。息も小さく小刻みにして、けっして動かなかった。微動だにさえしなければ、まったく痛くないのだ。
だもんで、考えてみれば、あと数時間で何倍もする深夜料金を払わなくて済むし、今行くのはやっぱりバカバカしいや、と電話し(ステロイドは打ってくれると言ったが)行かない旨を伝え、あと5時間我慢することにした。
そうやって繭(まゆ)の中に数時間いると、平和。電話で話してるときの連続の痛みで頭狂いそうになったが、まったく動かないと嘘のようになんでもない。

朝いちばんに、その、徒歩5分の病院に行く。ここはMRIもある、まぁまぁ大きな町病院で、ここらではまぁまぁ有名なのだ。ネットの病院口コミには「どんなに混んでてもじっくり話を聞いてくれる誠意あふれる先生がいる」などという評価もある(ヤブという悪口も多いけど)。
でも何しろつねにすごい待ち人数で、3時間待ちが当たり前なので、行きたくなかったのだ。でも、動きたくないのだから、近所が一番。待ち時間長くたって、どうせ家にいても動けないし、病院で動かないで待ってればいいのだ。
歩くときも牛歩で30分くらいかけて、とにかく肩を一ミリでも動かさないように気を付ける。時折やはりちょっとでも動いて、イテ――っとなる。

先生には、ろうそくを消さないで民謡を歌う人のように、余計な力を入れないで腹だけの力で今までの経緯をすべて説明する。そして、昨日、救急外来の看護師さんに暴言吐いたことも発表し、謝る。
「そんなの痛いんだから仕方ないよ、大変だったねぇ」と言ってくれたり、あらゆることにいちいちリアクションしてくれる優しい先生。
これがネットにあった誠意あふれる先生なのか。あーもう、なんでここに来なかったんだろう。最初から。こんなに優しくされたのは初めてだ。料金だって、今までの個人病院とはぜんぜん違って安い。

四十肩でこんなに痛む場合は石灰化が起こってるかも、ということで、レントゲンを撮るも、とくに異常なし。あまりに使ってないから、骨や筋肉がやせてるくらい。ステロイドも間接に打ってもらったが、家に帰っても相変わらずで、以前のような劇的な効果は全く起きなかった。

でもそれから再び繭の中にはまり、トイレもなるべく行かず、ひたすらじっとテレビを見たり、寝たりをくりかえしていたら、どんどん爆発的な過敏さはなくなっていった。大きく息も吸えるようになったし、だんだんしゃべってもまったく反応しなくなり、やがて歩いても反応しなくなった。

いったいなんだったのだ。寛解に近づいたと思いきや、最後の最後に、って感じで。
でも後産のように、肩に大きな痛みが残り、腕全体の痛みは2・5くらいだったのが、また6くらいに戻ってしまった〈最大が10とすると〉。また、たまにウーハーの利いた重低音の響きって感じで腕全体がとてつもなく痛くなり、前腕部は急性期の10のレベルの痛みになった。40分くらい我慢して過ぎ去るをくりかえす。指先や肩甲骨ものこぎりで引かれてるような新たな痛み。

また腕は全体的にむくんで膨れたようになり、健常な左手と比べると明らかに赤黒くなった。
先生は、「四十肩からスタートして、橈骨神経麻痺まで起してしまい、またさらにこんな忘れかけてた肩が痛くなる」などの一連の症歴に「こんな例は見たことがないし、まったくわからない」ということだった。

この第2の急性期は2週間で、前の状態に戻った。
完全に急性期は終わったと思ってたのに、油断がならない。ホラー映画で終わったと見せかけて、湖からジェイソンがざぱーっと現れるようなもんで心臓に悪すぎる。

ほんとうに私の右腕は意味がまったくわからない。


FC2blog テーマ:医療・病気・治療 - ジャンル:心と身体

【2012/09/02 18:31】 | 右腕の激痛と神経麻痺
トラックバック(0) |
コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿
URL:

Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可
 


トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。