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《頸椎椎間板ヘルニアや筋筋膜性疼痛症候群と診断されたり、後骨間神経麻痺(橈骨神経麻痺)という疾患に苦しめられるあれこれを書いてます。左脇のカテゴリー「右腕の激痛と神経麻痺」をクリックすると古いもの順に出てきます》

腕が痛くなってからちょうど1か月が過ぎた。
10年前の左手をやったときの日記を読むと、急激な痛みは20日でピークを迎え、それから非常にゆっくりだけど回復していった、とある。
今回は少し遅れて25日目くらいがピークで、そこからそれを超えることはない。

まぁ、左手のときは前腕部の一か所だけが痛みのメインだった。四十肩もなく、もっと単純だった。
今はメインの痛みどころが3か所(プラス、色んなところがゲリラ的にガンガン痛くなるのは左手時代も今回も同じ)。腕

睡眠時間も徐々に長くなる。相変わらず横になれない座り寝だけど、通しで4時間寝たこともあった。
確実に痛みがゆっくりだけど消えていくのを感じる。

でもどうも鎮痛剤であるトラムセットの効きがますます悪くなってる気がする。
6時間おきに2錠ずつ、1日4回飲んでるが、まず薬が効くのに2時間かかる。最初のほうは30分とかだったのにさ。
そして、2時間効いて、最後の2時間はもう相当な腕のドンドコが始まるのだ。だから、6時間中2時間しか、人間としていられない。あとはケモノと化す。耐性がついてしまったのだろうか。

ネットで調べると、トラムセットは解熱鎮痛薬のアセトアミノフェンと、トラマドールという薬のコラボ薬。トラマドールは「アヘンがどーのこーの」とある。
トラマドールは飲んでからの効き目が遅いので(1,2時間後に効果が出る)、それまでをアセトアミノフェンの鎮痛効果で時間稼ぎしてくれてるんだって。
そう! 2時間後くらいに、いつも脳がふわーーーんとなって、ケミカルな小快楽の波が来るのだ。脳からなんか快楽物質が出てるのが体感できる。これがトラマドールの効果であって、こうやって脳をだましてくれるんだろうか。

それから、これもネット情報で、しかもなんか噂話レベルの話だが、抗うつ作用もある、とか。その噂のプラセーボ効果のせいか、そういえば、なんかいつも前向きな感じ。一日の大半はネガティブなこと考えてる私が、あんまり落ち込んだりはしてないや。

それはいいとして、最初の2時間がまったく効いてないということはアセトアミノフェンに体が慣れてしまったからなのかも、と推定した。
あと、整形外科の先生がやたら気にする肝機能障害という副作用が気になる。
この時点で血液検査を一度受けていて、すべて基準通り。まったく問題なし。ただ、あまりにも食べてないので(食べれない)、コレステロール値が先生曰く「拒食症の人の数値になってる」というくらい。

薬屋さんで添付文書ももらったけど、まだわからないので、製薬会社に電話をしてみた。丁寧にいろいろ教えてくれた。

わかったこと。

・アセトアミノフェンをいくら飲んだって、耐性がつくことはない。

・ある程度の服用期間を経て、肝機能が悪くなった人は、540人ぐらい例中1例、数値が基準値を超えた人は3例、ってことで、ほとんど大丈夫(もしかして、肝炎になった人が1例って言ったかも)。

・これより効く薬もあって、それは「デュロテップ」というやつ。それは小さな貼り薬で、皮膚から薬を入れるのだそうだ。「湿布なのでは?」と問うとぜんぜん違って、かなり強力らしい。麻薬系だって。

・トラムセットが一部の薬を紹介するサイトで「麻薬系」となってるが、決して麻薬ではないとのこと。

・麻薬の定義ってなんなのか教えてもらったけど、それは忘れた。

「おそらく痛みがひどくなってトラムセットで賄いきれないのか、相性が悪いかもしれません。ドクターにデュロテップのことを聞いてみてはどうでしょうか」って。

ネットでそのデュロテップっていうのを調べると、モルヒネを経口投与できなくなるほど衰弱した人用のものってこと。麻薬で、劇薬。
使ってる人のブログもあったけど、脊髄損傷した人とか、ガンとか、体の一部を失った人とかすごい人ばかりで、とても私のような生半可な者には使う資格はないという感じ。しかもそんな方たちでさえ、この薬によって生命の危険を感じるほど心臓がバクバクしたとか書いてる。
ヒー、やっぱいいです。トラムセットで十分です。
何より無理なのは1枚(1回)3000円(3割負担で1000円)。3日効くらしいけど。そんな高いもの、とても手が出せない。
(一番薬量が多いモノの値段です。少ないのはもっと安い)

それにしてもこの薬を知ったことで、世の中には大変な痛みを抱えてる人が愚痴もこぼさず一生懸命生きていて、それに比べて自分はこんな大したことないことで悲壮感抱えて何なんだ、と思った。

また、このとき知ったのではないけど、マンガ家の峰倉かずやさんという女の方なんて(私は存じ上げなかったが、超・超売れっ子の方のようだ)、顔の何やら難しい腫瘍で、去年、顔の半分を切除している。それなのに、ちゃんと漫画を続けてる。本当にすごいことだと思う。

水木しげる先生だって、左腕がない。しかも先生のどの本を読んでも、その左手がなくなった場面は「ありゃっ、左腕なくなっちゃった~~」って、小銭入れでも落としたかのようなあっけらかんさ。

身体を鉄の棒で貫かれたフリーダ・カーロなんて、一生、止むことのない痛みに苦しんだ。

あぁ、そして伊藤計劃(けいかく)さん……。だいぶ前になんにも知らないで『虐殺器官』を読んで、スゲーって思ってて、そしたら、ガンで亡くなってたことを今頃知る。全然若いのに。まさか10年前からガンと闘ってたとは。それで、あんなすごいもん書いてたとは。それからずっと転移に次ぐ転移。遺作『ハーモニー』も病院で書き上げたということで……。

自分の周りは「頭痛って何?」とか「虫歯になったこと一度もない」などと、あまりにも病院知らずの健康体ばかりいるものだから、自分だけがババ引いてるというか、損してるような思いを抱えてたけど、もうちょっと視野を広げれば、本当にすごいハンデ負ってて愚痴もこぼさず、きちんと素晴らしい仕事をしてる人もたくさんいるのだった。


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【2012/09/02 15:36】 | 右腕の激痛と神経麻痺
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はじめまして!
関和正
芝崎さん、はじめまして!私は鍼灸師です。痛みについて調べ物をしているうちにこちらにたどり着いて拝読させて頂きました。頑張ってください!

関和正さま
芝崎みゆき
関先生、初めまして。
このようなところを見てくださって、ありがとうございます! この記事を書いてたときの腕の急激な痛みはなくなりましたが、歳のせいか、あちこちが痛いので、いずれお世話になるかもしれません。どうぞよろしくお願いいたします。

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コメント
この記事へのコメント
はじめまして!
芝崎さん、はじめまして!私は鍼灸師です。痛みについて調べ物をしているうちにこちらにたどり着いて拝読させて頂きました。頑張ってください!
2014/06/09(Mon) 13:25 | URL  | 関和正 #-[ 編集]
関和正さま
関先生、初めまして。
このようなところを見てくださって、ありがとうございます! この記事を書いてたときの腕の急激な痛みはなくなりましたが、歳のせいか、あちこちが痛いので、いずれお世話になるかもしれません。どうぞよろしくお願いいたします。
2014/06/09(Mon) 21:26 | URL  | 芝崎みゆき #tV.v9NK6[ 編集]
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