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出版社が決まったら、すぐにスケジュールが決まり、編集者の方がシャンシャンシャンシャン進めてくれます。

びっくりしたのは、いちいち何でも確認を取ってくれることです。
表紙という分かりやすいものをはじめ、ノンブル(ページ数の数字)のデザインやら、その配置場所というミリ単位の話まで、すべていろんな候補を見せてくれ、話し合いの場を設けてくれます。
前回の本では、自分の本の表紙を初めて見たのがネット(アマゾン)という具合だったので、このようにいちいち確認取ってくれるというのは、何か分不相応な扱いを受けてるようで、毎回ドギマギしました。

何よりうれしかったのは、表紙のイラストを描かせてくれたことです。
『ブラック・ジャックによろしく』の佐藤秀峰さんのように、表紙を毎回当たり前のように描かされることに疑問を感じてボイコットする、というのも(出版社との長年のやりとりを鑑みても)ものすごく気持ちの分かる話でありますが、佐藤さんの1千万分の1の仕事量しかこなしていない無名の私には念願のことなのでした。
って絵を描くのは私のもっとも苦手なことですし、余計な労働ではあるんですけど、今までの本では、私の絵は本当恥ずかしいもので表に出せないと判断されて(いや、まったくそのとおり! 正しい判断です)、描かせてもらえなかったようなところがあるので、信用してもらえてるように感じ、うれしくなるのです。

話し合いでは、意見が違うときも出てきます。そんなときもゴリ押しされたこともなく、こちらの考えを立ててくれつつ、なぜそのようにしたらいいのか、という利点をわかりやすい例題を挙げてゆっくり納得させてくれます。
このたびの編集者の方は、なんでしょう、見た目からして、こういう人っているんだーって感じ入るほどの、生まれながらの愛嬌というか徳オーラに包まれた人でもって、見てるだけで幸せな気持ちになってしまう方です。
聞き上手の乗せ上手で、とにかくきちんとこちらに主張させてくれ、ここぞというときに褒めてくれ、さらにツッコミも絶妙にうまく、居心地いい空気を作ってくれます。

でも得てして、こちらが楽しいと思ってるときは、相手に忍従を強いてることが多いので、気をつけなきゃ、と思います。

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【2010/05/13 02:16】 | 本の制作
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